
ヨガスタジオの経営に必要な資金や資格は?集客方法も徹底解説
近年人気が高まっていることから、ヨガスタジオを開業する方が増加しています。
しかし、開業前の準備の段階で失敗してしまうと、時間とお金をかけてオープンさせたヨガスタジオが閉店に追い込まれるケースも珍しくありません。
本記事では、ヨガスタジオの準備に欠かせない資格から物件選び、必要な資金について徹底解説。ヨガスタジオの集客に成功する方法も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
ヨガスタジオの市場規模と将来性
日本のヨガスタジオの市場規模は拡大傾向にあります。
2023年の6月時点において、1ヶ月に1回以上ヨガをしている人は1,100万人。国民の10人に1人がヨガを実践し、ジョギングを上回る勢いで増加しています。
加えて、国民の約40%が今後ヨガを行いたいと回答しており、ヨガスタジオの需要は今後より一層高まると予想されています。
参考:ヨガの市場規模
ヨガスタジオ経営に必要な資格
ヨガインストラクターやヨガスタジオ開業に必須な資格はありません。
資格がなくとも、ヨガインストラクターになることができます。
しかし、ヨガには20種類以上の流派が存在し、それぞれ呼吸法やポーズが異なるため、指導するためにはヨガに関する正しい知識と経験が求められます。
ヨガの知識を正しく身に着けるためには、実践的な経験が必要不可欠です。資格取得の過程で講座やレッスンを受けることで、実践的にヨガを学ぶことができます。
資格を有していることで、独立開業した際にお客様からの信頼も得やすくなるため、資格は必須ではありませんが、取得するのがおすすめです。
ヨガスタジオを開業した場合の平均年収
ヨガインストラクターの平均年収は約290~400万円。経営者として開業した場合の平均年収は約350万円以上と言われています。
しかし、ヨガスタジオ経営者の中には年収1,000万円以上稼いでいる人もいれば、1円も稼げず閉店に追い込まれる人もいるので、安易に平均値を鵜呑みにするのは危険です。
ヨガスタジオの開業に必要な準備や、成功のポイントを留意して失敗しない経営を心がけましょう。
ヨガスタジオの物件と必要な資金
ヨガスタジオの経営には、主に4つの営業形態が存在します。それぞれのメリット・デメリットを考慮して最適な方法を選択しましょう。
- 自宅
- テナント
- レンタルスタジオ
- オンライン
自宅
最も費用を抑えられるのは、自宅での開業です。
ヨガマットさえ準備できれば、今すぐ0円で開業できます。
しかし、下記の場合は追加の資金が必要です。
- おしゃれな内装に改装する
- 防音工事を施す
- 設備の導入や受け入れ人数を増やすために増築する
住居用として借りた賃貸物件で無断でヨガスタジオを開業すると、契約違反になるケースがあります。賃貸契約書の内容確認や、管理会社への許可取りを事前に行いましょう。
自宅でヨガスタジオを開業するメリット
自宅でヨガスタジオを開業するメリットには下記の4つがあります。
- 改装や増築が不要の場合は最も安価に開業できる
- 初期費用が安価で開業失敗のダメージを抑えられる
- 自宅の光熱費・通信費などを経費として計上できる
- 通勤時間がかからない
自宅でヨガスタジオを開業するメリット
ヨガスタジオを自宅で開業する際に、下記5つのデメリットが生じる可能性があります。
- 自宅住所が知られるため家バレのリスクがある
- 近隣住民や同居家族から苦情が出る可能性がある
- 賃貸物件は開業不可の場合がある
- スペースを確保しづらく受け入れ可能な生徒数が制限される
テナント
最も多くの人が選択するのが、テナントを借りてヨガスタジオを開業する方法です。
希望する立地・広さの物件を選択でき、駅近の物件を選べば集客に成功する可能性も高まります。しかし、最も初期費用がかかるため、開業に失敗した際のダメージが非常に大きいです。
費用は、立地や広さなどで差がありますが、駅から離れた物件で月10~30万円ほどかかります。加えて音響設備や内装費用を含むと、最低でも300万円は必要です。
アクセスの良い駅近で20坪程度のテナントを借りる場合は、月40~80万円程度かかることも珍しくなく、最低でも500万円程の初期費用を用意する必要があります。
テナントでヨガスタジオを開業するメリット
テナントでヨガスタジオを開業するメリットには、下記の5つがあります
- アクセス・広さ等の希望条件を満たす物件を選べる
- 複数人が一度に受講できるスペースを確保しやすい
- 仕事とプライベートを分けられる
- 大型マシンを導入しやすい
- 店舗を持っていることでお客様から信頼を得やすい
テナントでヨガスタジオを開業するデメリット
テナントでヨガスタジオを開業するデメリットは下記の4つです。
- 物件契約に初期費用がかかる
- 物件契約手続きに時間を要する
- 通勤時間を確保する必要がある
- 売上がなかった時の損失が大きい
レンタルスタジオ
賃貸契約よりもはるかに固定費を削減できるのが、レンタルスタジオで開業するパターンです。お客様からの予約が入る度に場所を借りてレッスンを開催します。
音響機器などヨガに必要な設備が備わったスタジオもあり、初期費用は0円で済みます。駅近のスタジオで1時間約1,500~2,000円という非常にリーズナブルな価格帯なのも魅力です。
借りる頻度が多い場合は、賃貸のテナントのほうが安く済む場合があるため、レッスンを開催する日を限定したり、定額利用のスタジオを借りたりしましょう。
レンタルスタジオでヨガスタジオを開業するメリット
レンタルスタジオを借りてヨガレッスンを開催するメリットには下記の4つがあります。
- 固定費・初期費用を抑えられる
- 物件の維持費・設備費・電気代などを払う必要がない
- 複数人が一度に受講できるスペースを確保しやすい
- レッスンの予約が入るごとに料金を払うため赤字のリスクが低い
レンタルスタジオでヨガスタジオを開業するデメリット
レンタルスタジオでヨガレッスンを開催するデメリットは下記の3つです。
- 都度スタジオを予約する手間がかかる
- スタジオの予約が空いている日しかレッスンを開催できない
- レッスンの度に開催場所の説明が必要になる
- レッスンごとに準備・片づけの手間がかかる
オンライン
初期費用を抑えるためには、オンラインでのヨガスタジオ開業もおすすめです。
オンラインの場合、自宅から配信するため物件に関する費用はかかりません。
必要なのは、撮影機材や配信環境の整備にかかる費用のみです。
オンラインでヨガレッスンを開催する場合は、高画質のカメラと、集音性・ノイズ除去性の高いマイクを用意しましょう。両方を購入したとしても、10万円程度で十分な品質の機材が揃います。
オンラインレッスンにはスムーズなコミュニケーションと、映像の見やすさは必要不可欠のため、念入りに環境を整えることが大切です。
オンラインでヨガスタジオを開業するメリット
オンラインでヨガスタジオを開業する場合、下記5つのメリットがあります。
- 費用が大幅に抑えられる
- 地域を絞らず全国の生徒を受け入れらる
- 通勤時間がかからない
- 非接触でレッスンを実施できる
- 配信場所を問わないため引っ越ししやすい
オンラインでヨガスタジオを開業するデメリット
オンラインでヨガスタジオを開業するデメリットは、下記の4つです。
- 満足度が上がりにくく生徒が定着しづらい
- レッスン単価が低い
- 集客が難しい
- 生徒と密なコミュニケーションがとりづらい
ヨガスタジオ開業で売上をアップさせる5つの方法
ヨガスタジオを開業するためには、ターゲットを定め、どのようなサービスを提供して他店と差別化を図るか計画することが重要です。
ヨガスタジオの経営に成功するためにも、事前に集客に繋げる方法を確認しましょう。
- ターゲットに沿ったサービスを提供する
- 競合調査で差別化を図る
- 再来店の仕組みを作る
- 体験会特典を設ける
- 口コミ・紹介制度を設ける
ターゲットに沿ったサービスを提供する
「提供するサービスがターゲットのニーズを満たしているか」が、ヨガスタジオ開業の成功の鍵を握ります。
ハタヨガ、マタニティヨガ、ホットヨガなど20種類以上のヨガがあり、需要に合ったサービスを提供しなければ集客は見込めません。
ターゲットの年齢・性別・悩み・好み・職業などを細かく想定してペルソナを設定し、ターゲットの需要を満たすサービスを提供しましょう。
競合調査で差別化を図る
大手ヨガスタジオや、開業予定の地域で既に営業しているヨガスタジオのサービスを調査し、メニューやコンセプトで差別化を図りましょう。
特に価格の安さでは勝てない大手と似たプログラムを提供するのはNGです。
コンセプトやインストラクターのキャラクター、サービス内容などに付加価値を付け、「大手の料金より高いけど通いたい」と思ってもらうことが大切です。
再来店の仕組みを作る
「売上の8割は2割の既存顧客からもたらされる」と言われるように、既存のお客様に何度も通ってもらうことは、長期的な経営において必要不可欠。
リピーター獲得のためには、丁寧な指導を行ったりコミュニケーションを取ったりして信頼関係を築くことが大切です。
次回レッスンの割引クーポンを渡したり、来店していない日もメルマガやLINEを配信して継続的にお客様にアプローチするのもおすすめです。
体験会特典を設ける
体験会特典を設けることで、初回レッスンにお客様が足を運びやすくなります。
無料体験レッスンや、レッスン料の割引などを設けることで、大手に比べて知名度や信用が得られていない新規の個人ヨガスタジオに申し込む動機付けをすることが可能です。
口コミ・紹介制度を設ける
口コミ・紹介制度を設けることで、新規顧客を獲得しやすくなります。
店側が出す広告よりも、実際のユーザーが書いた口コミのほうが信頼される傾向にあります。そのため、新規のお客様からの申し込みを増やすには、口コミの量・質を高めることが重要です。
口コミを書いてくれたり、新規のお客様を紹介してくれた方への割引や、プレゼント企画を実施して自身のヨガスタジオへの信頼をアピールしましょう。
ヨガスタジオにおすすめの集客方法5選
開業できても、集客が見込めなければ早々と廃業に追い込まれます。そこでここでは、集客において最も重要な「広告宣伝」の方法について解説します。
ヨガスタジオにおすすめの広告宣伝方法は下記の5つです。
- ホームページ・ブログ
- Web広告
- SNS
- Googleマイビジネス
ホームページ・ブログ
ホームページ・ブログは、ヨガスタジオの魅力を最大限に伝えられるツールです。レッスンのメニューや料金の紹介はチラシでも可能ですが、全ての情報を一度に伝えることはできません。
ホームページ・ブログは、下記の情報を提供できます
- ヨガスタジオの情報(住所・電話番号・営業時間)
- オーナーの経歴や想い
- ヨガスタジオのレッスン内容や料金
- ヨガスタジオの魅力や効果
- スタッフ紹介
- クーポン配布
ホームページは、ヨガスタジオの顔です。基本情報や料金に加え、オーナーの想いや他店にはない魅力を伝えることで、お客様を引き付けられます。ホームページはテンプレートを選んで手軽に開設できるので、初期費用を抑えたい方にもおすすめです。
Web広告
Web広告は、SNSやWebサイトなどにオンライン広告を掲載する方法です。
性別、居住地、趣味嗜好など、ターゲットを絞ってピンポイントで広告を表示できるため、契約に結びつきやすいのがメリット。
広告を掲載し続けるためには、継続的な料金の支払いが必要なので、新規顧客を獲得したいタイミングで出稿し、既存顧客が安定した時点で掲載を取りやめるのがおすすめです。
SNS
若い世代の利用率が高まっているヨガスタジオは、SNSでの広告宣伝も重要です。
特に、20~30代女性の80%以上が利用するインスタグラムでのPRは欠かせません。
PRにインスタグラムを利用するメリットは下記の3つです。
- リアルタイムで情報を発信できる
- ヨガスタジオやレッスンの雰囲気を伝えやすい
- エステサロンやスタッフのファン化を狙える
インスタグラムは、ホームページよりも手軽に最新情報を発信でき、キャンペーンや臨時休業などのお知らせにも最適。
ヨガに関する知識や、美容に関するお役立ち情報を発信すれば、ヨガトレーナーとしてユーザーからの信頼を得ることも可能です。
アカウント開設後に長期間投稿しないとユーザーに不信感を抱かれてしまうため、開設前にある程度投稿コンテンツをストックしておきましょう。
Googleマイビジネス
Googleマイビジネスは、店舗情報をGoogle上に登録し、Google検索やGoogleマップに表示する仕組みです。
ユーザーが、「地域(例)名古屋 ヨガ」のキーワードで検索すると、該当地域に出店しているヨガスタジオの情報が検索結果の上部に表示されます。
表示される情報は下記の通りです。
- ヨガスタジオ名
- 住所
- 電話番号
- 営業時間
- 口コミ
- ホームページ
Googleの検索結果上位に表示されるため、ユーザーにヨガスタジオを認知してもらいやすいのがメリット。
Googleマイビジネスは無料で利用できるため、初期費用を抑えたいオーナーにもおすすめです。
しかし、Googleマップと共に表示されるため、毎回レンタルスタジオを利用する場合や、住所を不特定多数の人に公開したくない自宅での開業の場合はおすすめできません。
ヨガスタジオ経営成功の鍵は他店との差別化
初めてヨガスタジオを開業される方は、「他店との差別化」を実現する痩身マシン「OPUS-X DPM-NEO(オーパスエックス ディーピーエムネオ)」の導入がおすすめです。
DPM-NEOは、脂肪燃焼と筋肉増強の2つの効果を同時にもたらすハイブリッド痩身マシン。
ヨガスタジオやフィットネスジムへの導入実績を誇っています。
ヨガと痩身の施術を組み合わせる新規性によって他店との差別化が狙えると共に、ヨガの効果を高めて美しく引き締まったボディラインを手に入れることが可能です。
高品質を誇りながら、他の痩身マシンと比較して300万円以上安く購入できるのも魅力。
独自性と高い効果によって、「他店との差別化」「お客様からの信頼獲得」を実現し、長く愛されるサロンを目指しましょう。
ヨガスタジオの集客に成功して売上に繋げよう
ヨガスタジオ開業に必要な資格や、資金、おすすめの集客方法などをご紹介しました。
国内のヨガスタジオの市場規模は拡大しており、今後さらに利用者数は増加していく見込みです。その分、競合争いも激化していくと予想されます。
お金と時間をかけて開業したヨガスタジオが早々と閉店に追い込まれることがないように、他店との差別化に注力してヨガスタジオ経営を成功に導きましょう。
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