ヨガスタジオの集客方法｜注意点も併せて解説

「ヨガスタジオになかなかお客様が来てくれない！」と悩んでいるヨガインストラクター・経営者もいるのではないでしょうか。ただヨガスタジオを開業してお客様を待っているだけでは、集客はできません。

本記事では、ヨガスタジオの集客方法について詳しくご紹介します。また、ヨガスタジオで集客を行う際の注意点について併せて解説するのでぜひ参考にしてください。

オンラインでできるヨガスタジオの集客方法

まずは、オンラインでできるヨガスタジオの集客方法をご紹介します。

ホームページ

ヨガスタジオのホームページは、SNSやチラシなどヨガスタジオに興味を持った人が見てくれる媒体です。

ホームページを作成しておくことで、営業時間や詳しい料金、ヨガスタジオの特徴などさまざまな情報をわかりやすくお客様に伝えられます。

ヨガスタジオのホームページの作成費用は、数万円程度であり、素人でも簡単に作ることが可能です。クオリティが高いホームページを作りたい人は外注をしてもいいでしょう。

ホームページを作る際は、お客様が知りたい情報をすべて見られるように、

• 1回のヨガレッスンにかかる値段
• 教室の場所やアクセス方法
• ヨガインストラクターが持っている資格
• 予約方法

などを載せることをおすすめします。

SNS

X（Twitter）や、Instagram、FacebookなどのSNSを使ってヨガスタジオを宣伝する方法もあります。

SNSを使って集客を行う場合は、それぞれのSNSの特徴や使用している層などを知っておくことが大切です。

• X（Twitter）：10〜30代が多い。ターゲティングがしやすいSNS
• Instagram：10～20代が多い。女性のほうが使用している傾向がある
• Facebook：30〜40代が多い。Facebook 広告はターゲットを絞って出すことができる

SNSのユーザー層にあった集客方法を実践することをおすすめします。

インフルエンサーマーケティング

すぐにたくさんの人に知ってもらいたいと思っている人は「インフルエンサーマーケティング」がおすすめです。

普段からヨガや健康、運動を広めているインフルエンサーにヨガスタジオの宣伝をしてもらうことで、効率よく集客をすることが可能です。

インフルエンサーマーケティングはフォロワー単価が一般的で、フォロワー1人につき2〜4円で仕事を依頼できます。たとえば、フォロワー30万人いるインフルエンサーに宣伝を依頼した場合、60万円程度かかります。

金額はかかってしまいますが、その分一度にたくさんの人の関心を集めることができますよ。

オフラインでできるヨガスタジオの集客方法

60代以上の人に来てもらいたいと考えているヨガスタジオは、SNSやホームページなどのオンライン集客よりもオフライン集客を行うことをおすすめします。

以下では、オフラインでできるヨガスタジオの集客方法を2つご紹介します。

チラシ

ヨガスタジオを行っていることをチラシを配ったり、ポスティングをしたりして宣伝する方法があります。

ポスティング業者が対応していない地域の場合は、自分たちの手で配らなければなりません。

例えば、有名ポスティング業者「ラクスル」では主要な都市はポスティングができるけれど、県庁所在地以外の市町村ではできないことも。

ポスティングでチラシ配布を考えている人は、委託できる業者がいるかどうかを調べた上でチラシを作ることをおすすめします。

イベント

イベントを行うことで、ヨガスタジオの集客をすることが可能です。

たとえば公民館のようなホールを借りて、地域の人に来てもらえるようなイベントを開きましょう。

イベントを通して体験してくれた人が、ヨガスタジオまで来てくれるかもしれませんよ。

ヨガスタジオの集客を行う際の注意点

ヨガスタジオの集客を行う際はただなんとなく行動に移しているだけだと、思うように集客効果が出ない可能性があります。

以下では、ヨガスタジオの集客を行う際の注意点をご紹介します。

ターゲットを決める

ヨガスタジオの集客を行う際はターゲットを決めることが非常に大切です。

ターゲットとは、ヨガスタジオに来ることが想定されるお客様のことをいいます。ターゲットは性別や年齢だけではなく、趣味や嗜好など細かく考えることが大切です。

たとえば、「子供が小学校や中学校に入って自分のための時間が取れるようになった40代女性」などとターゲットを決めるといいでしょう。

ターゲットを決めることで、どのような層にアプローチするべきかが明らかになり、どの集客方法を選ぶべきかを決めやすくなります。

まだターゲットを決めていない人は、まずは自分のお店に来てもらいたい客層を考えてみてはいかがでしょうか。

ヨガを体験できることをアピールする

「ヨガスタジオに行ってみたいけど、どんな感じかわからない」という人もいるため、ヨガを体験できることをアピールすることが大切です。

まずはお試しでヨガスタジオでヨガをすることを楽しんでもらうことで「また来たい」と思ってくれるでしょう。

チラシやホームページなどで、「1回のみでも体験可能」とアピールするのも一案ですよ。

資格を取得する

ヨガ教室で集客を成功させるためには、ヨガを教えるスキルが大切です。

ヨガができることと、ヨガを教えることは異なるスキルです。資格を取得して、教える能力があることを裏付けることをおすすめします。

ヨガインストラクターの資格といえば「全米ヨガアライアンス認定」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

全米ヨガアライアンス認定とは、世界80ヵ国以上で認められている優れたヨガインストラクターに与えられる認定のことです。この認定は世界共通なので、「全米ヨガアライアンス」に登録をしたインストラクターは日本だけではなく世界中で働くことができます。

全米ヨガアライアンス認定には、RYT200・RYT500のふたつの認定があります。RYT200は200時間ヨガについて学んだことを示し、RYT500は500時間ヨガを勉強したことを証明します。

RYT200・RYT500を取るためには、認定スクールに通わなければいけません。40〜60万円以上かかりますが、本気でヨガに取り組みたい人は通ってみてもいいでしょう。

全米ヨガアライアンス認定のような資格を取得し、体系的にヨガや教え方を学んでみてはいかがでしょうか。

同業他社と差別化する

YouTubeやInstagramなどでヨガを教える動画はたくさんあり、「わざわざヨガスタジオに行かなくてもいいかも」と思っているお客様もいます。そのため、ヨガスタジオに通うメリットを伝え、同業他社と差別化することが大切です。

たとえば、オンラインの動画ではわかりにくい呼吸方法を丁寧に教えるなど、自分のヨガスタジオでしかできないことは何かを考え、それをお客様に伝えましょう。

まずは、お客様が遠くても行きたいと思ってくれる魅力を見つけるといいですね。

オンライン・オフラインでヨガスタジオの集客を始めよう

本記事では、オンライン・オフラインでヨガスタジオの集客をする方法や、ヨガスタジオの集客を行う際の注意点をご紹介しました。

本記事でご紹介したすべてのヨガスタジオの集客方法を行う必要はありません。ターゲットにあった集客方法を実践し、効率的に集客することをおすすめします。

本記事を参考に、ヨガスタジオの集客を行い、たくさんのお客様に来てもらえるヨガスタジオを目指してみてはいかがでしょうか。